過去には競泳水着と言えば女子はハイレグ、男子はビキニでした。更に、ハイレグの角度は深いもの、ビキニは小さいものが良しとされた時代もありました。つまり、水着の面積は小さいのが好まれたわけです。
しかしながら、新たな水着素材の開発により逆に面積を多くしたほうがタイムが上がることになり、男子も女子も大会ではスパッツ型の水着着用が一般的になりました。
それでも、練習用では泳ぎやすいという面でハイレグやビキニ水着もそこそこの需要があったのか、ビキニ水着のラインナップが無くなることはありませんでした。
しかしながら最近になって、メンズのビキニ水着に関しては新商品というのは殆ど出ておらず、出たとしても地味且つ面積が多くなるほうに変更されているように思います。
それに代わってラインナップが増えているのがボックス型水着です。これが需要を反映した結果とすれば、練習用水着であってもビキニよりボックス型が大多数になってきているということでしょうか。
確かに、ビキニ水着は初めて着用する場合はかなり恥ずかしいところがあり、更には多くの人にとって毛の処理をしなければならないという実用上の欠点もあるのですが、最大の魅力は「エロカッコいい」ところではないかと思います。
競泳用ビキニ水着の衰退は男子スイマーの「エロカッコいい」に対する需要の減少であり、この傾向が続けば競泳用ビキニ水着は絶滅し、その他のメンズビキニ水着も一部マニア向けのものになってしまうのでしょうか?
男子スイマーの方にはビキニ水着を、女子スイマーの方にはハイレグ水着を是非とも着用してほしいものです。(ただ、女子向けのハイレグ水着は男子のビキニほどの衰退は無いようです)